『フクシマへの帰郷』映画化へ向けて発進!

スイス人作家 アドルフ・ムシュク著の小説『フクシマへの帰郷』の映画化で準備室発足

弊社eブックランドがアマゾンのオンデマンド出版で今春4月から発売中の小説「フクシマへの帰郷」(A・ムシュク著)はおかげさまで好評です。

このため映画化してもっと多くの人々に作品が意図するところを知ってもらいたいという声が高まり、準備室を設けて実際に映画化する可能性を探る運びになりましたので、お知らせいたします。

7月末日に発足した映画化準備室の室長には、A・ムシュク氏からドイツ語を学び、今回の『フクシマへの帰郷』のみならず、同氏の作品をこれまでに二点、三修社および松籟社から出版している翻訳家の野口薫氏(中央大学文学部名誉教授)が就任されました。

映画化は、脚本から俳優、監督、さらには映画作品の配給会社などが関与する複雑なプロジェクトです。加えて主人公がドイツ人なので外国語がからむ難しさもありますが、こうした困難を乗り越えても、事故後の福島県を何度も訪れての取材に基づく精緻なドキュメンタリーに著者ムシュクの日本への深い想いが込められている小説『フクシマへの帰郷』は映画化に値すると考え、準備室は張り切っておりますので、なにとぞご支援のほどお願い申し上げます。

準備室はこれからのスケジュールとして、11月末日の締め切りで脚本を公募、年内に審査結果を発表。2022年中に撮影して年内に上映開始――いうグランドデザインを描いています。

なお、映画化準備室の事務所が本格的に稼働するまでは、出版社のeブックランドが関心のある映画人の問い合わせ等に対応いたします。

https://e-bookland.jp/contactus/ の問い合わせフォームをご利用ください。