列島縦断 コロナ退散祈願 アマビエ・デジタル・コンテスト

列島縦断 コロナ退散祈願 アマビエ・デジタル・コンテスト

電子出版社eブックランド主催  

[創業17周年記念事業]

電子出版社eブックランドは、2004年11月1日に産声を上げました。ソニーリーダーの前身であるリブリエのためで、日本の電子出版の草分けです。

創業から17年を迎えることができた記念の事業として、私たちの最も大きな悩みであるコロナウイルスの撃退を願って、疫病の退散にご利益(ごりやく)があるというアマビエを描き写すイベントを企画しました。

前代未聞のしぶといコロナにたいしては、列島縦断というこれまた前代未聞の、いまだかつてないスケールのプロジェクトで挑みます。これを可能にするのは、インターネットとデジタル技術です。皆さまの参加とご支援を心よりお願い申し上げます。

書き写しのコンテストですが、木版画の丸写しである必要はないでしよう。
女性ならば口元を尖らせた自分の横顔の写真を撮って、それをアマビエの顔の代わりに貼り付けて気の利いた文言を書き込んだ遊び心のある作品もお待ちしています。
コロナ渦で休講を余儀なくされている全国の公立・私立の学校では休講中の宿題の一つにアマビエの書き写しを出してはいかがでしようか。そして宿題のコンテストの結果をeブックランド に添付、送信してください。

[アマビエ・デジタル・コンテストの日程]

☆募集期間:2020/11/12021/1/31の3カ月間

☆趣旨に賛同の全国の保育園、小学校、中学校、高校、大学またはクラス、一般のグループは、それぞれ独自に海の妖精、アマビエを描き写すコンテストを行ってください。

☆それぞれの学校、クラス、またはグループは、優秀な作品を3点を選抜して、デジタル画像をeブックランド社にメール添付で送ります。学校やクラスのコロナ終息祈願の文言入りの画像(デザイン自由 学校などの写真も可)を含めて4点まで。サイズはA4またはA3とします。モノクロでもカラーでもOK。

eブックランド社はこれらの添付画像をサイトアップ、保存して最終的な全国コンテストに備えます。無料では殺到して収拾がつかなくなることも予想され、1点1万円で2021年1年間、長期に掲載予定です。

eブックランドに掲載のアマビエの著作権はそれぞれの作者のものですが、eブックランドも版権を有します。提灯のデザイン等に使用の企画を練っています。

☆全国コンテストと表彰は、アマビエの描き写しをグローバルに広めてから外国の作品と合同で行う構想もあり、まだ未定です。

欧米では神仏と人の間に妖精(Fairy)が存在していると信じられているようで、絵画などに翼を付けて描かれています。海に住む人魚もその一つで、上半身が女性で下半身が魚のイメージが一般的です。これに対して日本のアマビエは上半身は鱗(うろこ)、口元はコロナウイルスのような悪は退治するぞといわんばかりに鋭くとがっています。

やさしくて強い果敢に戦う海の妖精です。これがコロナ禍に苦しむ庶民がたまりかねてアマビエにすがっている理由なのかもしれません。eブックランドは日本以上にコロナに痛めつけられている外国の人びとにも、アマビエを教えてあげたいものと考えています。きっと喜ばれるに違いありません。

[アマビエの174年前の木版画]

京都大学付属図書館には江戸後期、弘化3年(1846年)に刷られた版画のコレクションがあります。肥後(熊本)の海に住むというアマビエの素性についても書かれています。

版画の右側の文章には「肥後の国(熊本)で毎晩、海が光る出来事が起きることから、役人が行ってみたところ、アマビエと名乗る絵のような者が現れた。そして役人に対して、「今年から6年の間は諸国で豊作がつづくだろう。しかしその後は凶作の年が来て、疫病も流行するから、私の姿を描いた絵を人々に見せなさい。」と予言めいたことを告げ、また海の中に帰って行った」とあります。

これを読めば、アマビエは人びとが病に苦しまないように気を配るほど心優しく、コロナウイルスのような悪と戦うために異形の姿をしている強い海の妖精のようです。

アマビエと称する伝承としてはこれが最も古いことから、コンテストではこれをモデルとします。

参加者はそれぞれの祈りを込めて、自分なりのアマビエを奔放に描いてください。

下のアマビエは202010月中旬、杉並区の京王井の頭線久我山駅のギャラリー「アクロス」で開催の水墨画教室「墨雲会」に出品された勝俣幸一さまの作品です。サンプルの一つとして掲げます。

文責:アマビエ・デジタル・コンテスト本部長

       電子出版社eブックランド社長 横山三四郎

 080-5534-9763 yokoyama@e-bookland.net 

アマビエ・デジタル・コンテスト 談話

[戦う日本の海の妖精 アマビエを世界へ]

[日本の海の妖精 アマビエはポストコロナの世界のスターになるだろう]

海の中に住む妖精といえば、欧米ではマーメイド(人魚姫)と決まっている。上半身が若い女性で、下半身が魚の姿をしており、甘い歌声で人を惑わすと信じられている。

日本のアマビエはこれとは真逆の妖精だ。胸に乳房などないどころか、刺されても噛まれても跳ね返しそうな頑丈なウロコに覆われている。女性のようで長い髪をしているが、目は大きく見開き、コロナウイルスのような悪を見つけたら突き殺さんばかりに尖がった口元をしている。

174年前の江戸末期によくもこんな異形の妖精を創りだしたものだ。考えた戯作者は夜になると不思議な光が点滅する肥後(熊本)の不知火(しらぬい)の現象を知っていたことは間違いない。

そして木版画の絵師と呼吸を合わせて、病に苦しむ人々を気遣うほど心優しく、しかも強くて勇ましい海の妖精をこの世に送り出した。海の戦いで負けないため迅速に動き回れるよう、ひれにもみえる3本の脚を描きこむほどの念の入れようだ。

疫病流行の有事には、自らの姿を描き写して見せなさいという予言の文言もさることながら、この勇ましい出で立ちが、マスク人を余儀なくされている庶民の心をつかんでいるのかもしれない。感染者の棒グラフが高くなるにつれて全国各地からアマビエに疫病退散を願うイベントのニュースが増える。もはや社会現象になってきた。

しかし新型コロナの制圧は、日本だけが抑え込みに成功すればそれでいいというものではない。コトは地球規模の問題だ。

電子出版社eブックランドは、2021年の社会貢献事業として「アマビエ描き写し運動」を欧米など世界各国に広めたいと考え始めている。そのうちに我らが海の妖精、アマビエは世界を救うスターになるのではあるまいか。

                        文 横山三四郎

下のアマビエは2020年10月中旬、杉並区の京王井の頭線久我山駅のギャラリー「アクロス」で開催の水墨画教室「墨雲会」に出品された勝俣幸一さまの作品です。サンプルの一つとして掲げます。

文責:アマビエ・デジタル・コンテスト 本部長

       電子出版社eブックランド社長 横山三四郎 080-5534-9763 yokoyama@e-bookland.net

eブックランドから 写アマビエ のご提案

東京都知事さま
教育長さま

2020年12月23日

前略

新型コロナとの厳しい戦い、誠にご苦労さまでございます。ご提案がありまして、一筆差し上げます。

弊社 電子出版社eブックランドは江戸末期に出版されてから174年目の今年、2020年にコロナの流行とともにヒットしている海の妖精 アマビエに注目して、これを描き写す列島規模のコンテストを呼び掛け、新年には日本から世界に広めようとしております。

東京都をはじめ、関東4県は、ついに医療体制がひっ迫する事態に追い込まれたようです。ワクチンへの期待は高まっておりますが、一方で変異型のウイルス出現の報道もあります。楽観は許されない情勢のなかでアマビエに祈願する市民の動きが高まって社会現象の様相をみせてきました。

地方自治体の教育現場においてもコロナと戦う肥後の海の妖精 アマビエを描き写す運動は、感染予防の徹底の周知と組み合わせれば、今後の汚染拡大の阻止に役立つものにできることが考えられます。

しかもコロナ汚染の世界の実情をみれば、日本だけが抑え込むだけでは、もはや問題の解決にはなりそうもありません。

弊社eブックランドの「写アマビエ運動」に対するご理解をいただきまして、なんらかのご支援をご検討くださいますようお願いする次第です。                                                

草々

アマビエ・デジタル・コンテスト本部長
電子出版社eブックランド  http://www.e-bookland.jp/
社長 横山三四郎 080-5534-9763 yokoyama@e-bookland.net

◎コンテスト本部長は講演も行います アマビエ描き写しコンテストに関心がある学校には、横山本部長が自ら出向いて説明もするそうです。Zoomを使ってのリモート会議もOKです。ご用命下さい。本部長はアマビエが住むという肥後の不知火海を訪れたことがあります。

お問い合わせは以下のフォームからどうぞ